日本地図で沖縄をどう表示する?離島の扱いと一緒に整理する

WordPressで日本地図を作るとき、地味に引っかかるのが沖縄です。北海道から九州までをそのまま描くと、沖縄が遥か南東に離れているせいで、地図全体が縦長に間延びしてしまう。この沖縄をどう扱うかは、地図を作り始める前に決着していてほしいところです。

地図作成プラグイン「クリッカブル日本地図」では、答えははっきりしていて、全国を一度に出すモードでは沖縄を描きません。地図データ自体は沖縄を枠の左上(インセット)へ寄せた状態で持っていますが、全国表示ではその沖縄を出さない作りです。沖縄を地図に載せたいときは、表示する県を選ぶモードで沖縄を含めます。ここを先に押さえておくと、表示の話はかなりすっきりします。

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沖縄を実際の位置どおりに描くと、地図が間延びする

理由は単純で、沖縄を実際の緯度経度どおりに描くと、本州との距離が空きすぎるからです。日本全体を1枚に収めようとすると、その空白に合わせて縦横の比率が崩れ、本州や九州がやたら小さく見える地図になります。新聞やテレビの天気図で沖縄が四角い枠に囲まれて左上あたりに描かれているのを見たことがあると思いますが、あれと同じ発想です。

クリッカブル日本地図も同じ考え方で、沖縄は地図データを作る段階で左上の定位置へ移してあります。ただし全国マップでは、そのインセットごと沖縄を描画しない選択をとっています。小さな箱が左上に浮くより、本州から九州までをすっきり見せるほうを優先した形です。除外設定のタブにも沖縄は並びません。常に非表示なので、外す・外さないという選択自体がない。

離島を描くかどうかは「一部の県だけ表示するとき」の話

沖縄のインセットとは別に、もうひとつ「離島をどう出すか」という設定があります。これは少しややこしいので分けて説明します。

都道府県マップには、付属の離島を描くかどうかを切り替えるオプションがあります。ただしこれが効くのは、全国ではなく一部の県だけを表示するモード(選択した県のみ) のときです。たとえば鹿児島県や東京都を単独で大きく表示するようなケースで、その県に属する離島まで描くか、本土部分だけにするかを選べる、という機能です。

逆に言うと、全国47都道府県を一度に出す全国モードでは、この離島切替は出てきません。狙った県を拡大して見せるときに意味を持つ設定だと考えてください。

注意したいのは、この離島切替は都道府県マップだけの機能 で、市区町村マップにはないという点です。市区町村マップは選んだ市区町村だけを描く作りなので、離島の表示をまとめて切り替えるという考え方自体がありません。両方を使い分ける予定があるなら、ここは混同しやすいので先に知っておくと楽です。

北方領土や極小の島はどうなるのか

すべての島が思いどおりに出るわけではありません。

まず北方領土と小笠原諸島は、沖縄のようなインセットはされず、元データの実際の位置のまま描かれます。沖縄だけがデータ上は枠内に寄せてある、という整理になります。

また、人の住まないような極端に小さい島は、地図データを作る段階であらかじめ除外されています。離島の表示を切り替えても、こうした極小の島が新たに現れることはありません。地図として見やすい粒度に最初から整えてある、と捉えてもらえればと思います。

このあたりは「全部を完璧に再現する地図」ではなく、「使う側が迷わずきれいに置ける地図」を優先した結果です。実用上は、全国図が間延びせず、見せたい県の離島を必要に応じて出せれば、ほとんどの用途は足ります。

表示の悩みは、作る前にほぼ片づいている

沖縄の配置と離島の扱いは、作り始める前は気になりますが、実際にはプラグイン側でほぼ決着がついています。全国表示では沖縄は描かれない、離島は一部の県を見せるときだけ切り替えればいい、市区町村マップにはその切替がない。この3点さえ覚えておけば迷いません。

地図のレイアウトを自分で組まずに、管理画面で県を選んで色とリンクを置くだけで全国地図を仕上げたいなら、クリッカブル日本地図 で確認できます。

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